こんにちは、Toshikiです。
ビリンガム(BILLINGHAM)のトートバッグであるネザートン(NETHERTON)を2年愛用しています。
今回は実際に2年使ったうえでの感想をまとめます。
この記事でわかること
- ビリンガムとは何か
- ネザートンとは何か
- 新品当時の様子
- 2年間使ったうえの感想、評価
ビリンガム「ネザートン」とは
写真は購入当初のネザートンです。
イギリスでおよそ50年前に創業したビリンガムですが、日本に定着したのはここ数年ですね。
まずはビリンガムとその傑作トート「ネザートン」を紹介します。
ビリンガムとは
ビリンガムは1973年にイギリスの工業都市バーミンガムで創業したバッグブランドです。
創業者のマーティン・ビリンガムが趣味のカメラや撮影機材を頑張って運ぶ姿を見て、奥さんがそれらの機材を運ぶバッグを作ったのが始まりです。
妻が夫のために作ったバッグはやがてイギリスで評判を呼び、フィッシングバッグやカメラバッグを手掛けることで、ブランドとしての歴史がスタートしました。
こういった背景からいまでも丈夫で機能美溢れるバッグを作っており、今回紹介するようなトートバッグやショルダーバッグなど様々な製品を展開しています。
ネザートンとは
そんなビリンガムの名作トートバッグが今回紹介するネザートン(NETHERTON)です。
ちなみに、ネザートンは横型トートですが、ビリンガムには縦型トートのブロックムーア(BROCKMOOR)というモデルもあります。
どちらもデザインやディテールはほぼ同じで、縦型か横型かの違いです。
ネザートン基本情報
- サイズ:横37cm×高さ33cm×幅11.5cm
- ハンドル:開口部からの高さ:9〜24cm
- 価格:28,600(税込)
- 素材:コットン、ブライドルレザー
私が購入した2018年当初は21,800円(税込)だったんですが、値上げしたみたいですね。
購入したヴァルカナイズロンドンさんによると「材料費の高騰のため」だそうです。
さて、ネザートンはビリンガムらしい丈夫さと大容量な機能美が魅力。
特徴はこのあたりですね。
- 丈夫なボンディングコットン
- 随所に使われるブライドルレザー
- 内側3ポケット+外側2ポケットの大容量
メインの素材はコットンの間にラバー素材を挟んだボンディングコットン。
コットンの間にラバーを挟むというのはコートで有名なイギリスブランド「マッキントッシュ」が古くから採用している製法です。
この製法により生地が丈夫になり、雨も通さない堅牢な仕様に仕上がります。
そして、ハンドルや底部には英国伝統のブライドルレザーが使われており、使い込むほど革がしなやかになります。
収納力など機能面も申し分ないですね。
メインの居室には15インチのPCも収納可能。
バッグ内部の片面には大きなポケットが1つあり、イヤホンやマネークリップなどすぐ取り出したいものを入れています。
物をしまう時も放り込むようにしまえるので便利です。
逆の片面には半分サイズのポケットが2つ。
そして、外側にはアンブレラポケットがついており折り畳み傘などを突っ込んでおけます。
折り畳み傘に限らず500mlのペットボトルも入ります。
ビリンガム「ネザートン」を2年使った感想
写真が2年使った現在のネザートンです。
新品当時と比較するとこういう感じです。
ブライドルレザーはやや飴色になり、コットン部分はやわらかくなってくたっとしていますね。
2年使った感想としては「気軽に使える休日用バッグとして最高」という感じです。
デメリットとメリットをまとめておきますね。
デメリット
デメリットというほどではないですが、やはり向き不向きがありますね。
- ジャケパンスタイルにはやや不向き
- 中で荷物が散らかる
一応ベージュなのでブラウン系統のジャケットやパンツならジャケパンスタイルでも合わないこともないです。
ただ、やはりだいぶカジュアルな作りで色も明るいのでまったく同色のジャケットかパンツでない限りバッグが少し浮きますね。
(当然ですがスーツは不可です。)
ジャケパンでなくもっとカジュアルなスタイルなら、ここまで神経質にならずとも違和感は出ませんでした。
そして、きっちり荷物をつめない限り、歩いているうちにバッグ内で物が散らかります。
これは収納力の裏返しなのでデメリットと言うのは少し違和感がありますが、気になる方もいると思うので一応書いておきました。
メリット
一方、2年使って感じたネザートンの魅力とメリットはこちらです。
- 傷を気にせずガシガシ使える
- 経年変化でやわらかくなり扱いやすい
- 持ち手のベルト長さを調整できコートでも肩掛け可能
- 男の1泊旅行くらいなら十分
やはりボンディングコットン+ブライドルレザーの頑丈さが最大の長所ですね。
どこにぶつけようが擦れようが傷1つつきません。
全面レザーのバッグだとどうしても傷つけないようにと気を使い過ぎてしまうのですが、ネザートンは全く気にせず気楽に使えます。
ボンディングコットンもブライドルレザーも経年変化して柔らかくしなやかになりました。
このブライドルレザーの持ち手は長さの調整が可能。
長めにしておけばジャケット+厚手のコートくらいなら余裕で肩掛けできます。
収納力があるだけに時にバッグが重たく感じるのですが、肩掛けできるのでストレスなく利用できています。
当初想定していた用途ではありませんでしたが、1泊くらいの旅行ならこのバッグで十分ですね。
バッグを肩掛けして両手にお土産を持ってもOKです。
まとめ
今回はビリンガム(BILLINGHAM)の名作トートバッグ「ネザートン(NETHERTON)」を2年使った感想をまとめました。
結論
- 気軽に使える休日用バッグとして最高
メリット
- 傷を気にせずガシガシ使える
- 経年変化でやわらかくなり扱いやすい
- 持ち手のベルト長さを調整できコートでも肩掛け可能
- 男の1泊旅行くらいなら十分
デメリット
- ジャケパンスタイルにはやや不向き
- 中で荷物が散らかる
デメリットは本来の用途以外で使えば当然発生するものなので気にしていないです。
この頑丈さなら今後5年、10年と頑張ってくれそうなのでまだまだ長い付き合いになりそうです。