英国の名品

英国王室御用達「ターンブル&アッサー」のネクタイ【2年着用の感想】

英国王室御用達「ターンブル&アッサー」のネクタイ【2年着用の感想】

こんにちは、Toshikiです。

ターンブル&アッサー(Turnbull and Asser)のネクタイを2年愛用しています。

ターンブル&アッサーは英国王室御用達の名門シャツメーカーですが、ネクタイも有名。

今回は実際に2年着用してみたうえでの感想をまとめます。

この記事でわかること

  • ターンブル&アッサーとは何か
  • 2年着用した感想

英国王室御用達「ターンブル&アッサー」のネクタイ

英国王室御用達「ターンブル&アッサー」のネクタイ画像引用:TURNBULL & ASSER

今回紹介するのは英国王室御用達の伝統あるイギリスブランド「ターンブル&アッサー」です。

ターンブル&アッサーに詳しい方はこちらは飛ばして、よければ2年着用した感想をご覧ください。

ターンブル&アッサーとは

「ターンブル&アッサー」は1885年に生まれた英国屈指の紳士服ブランドです。

主にオーダーメイドのシャツと高品質なネクタイで有名ですね。

当初から上流階級向けにオーダーメイドのシャツを作っていましたが、イギリス王室や007のジェームズ・ボンドに愛用されたことにより、世界的なブランドになりました。

以下にターンブル&アッサーの歴史を簡単にまとめます。

1885年

  • ジョン・アーサー・ターンブル(John Arthur Turnbull)がロンドンのセントジェームスにて創業

1893年

  • セールスマンだったアーネスト・アッサー(Ernest Asser)が事業に参加

1895年

  • ブランド名をターンブル&アッサー(Turnbull and Asser)に

1903年

  • 高級紳士用品が軒を連ねるジャーミンストリートに店舗を移転

1904年

  • アレッサンドラ王妃に乗馬用レインコートを納品

1915年

  • 第一次世界大戦中、イギリス軍にレインコートを納品

1960年代

  • ピーコック革命を先導(白黒主体だった紳士服にカラフルな色や柄物を用いることで紳士の胸元を明るくした一連の運動)

1962年

  • ショーン・コネリー演じるジェームズ・ボンドがターンブル&アッサー(Turnbull and Asser)のシャツを着用

1970年代〜

  • アメリカをはじめ各国でトランクショーを開催、世界的ブランドに

いまだに007ではターンブル&アッサーのシャツが使われており、顧客リストには様々な著名人が名を連ねます。

「ターンブル&アッサー」のネクタイ

「ターンブル&アッサー」のネクタイ

オーダーメイドのシャツがあまりに有名なターンブル&アッサーですが、ネクタイも英国の自社工場で生産されており最高品質です。

イギリス王室のチャールズ皇太子も愛用しています。

ターンブル&アッサーのネクタイは生地が分厚く重厚でまさに英国的。

高品質なシルク製ですが、滑らかというよりむしろ硬いくらいです。

そのため結ぶとノットが大きくなり、英国らしい構築的なスーツとの相性は抜群。

男らしいVゾーンを作ることができます。

「ターンブル&アッサー」のネクタイ【2年着用の感想】

「ターンブル&アッサー」のネクタイ【2年着用の感想】

ターンブル&アッサーのこちらのモデルを手に入れてから2年経過しました。

購入価格は25,000円ほどだったかと思います。

ここで実際に2年着用した上での感想をまとめておきます。

着用しないとわからないBadポイントもまとめたので参考にしてください。

Badポイント

ターンブルアンドアッサーBadポイント

まず、Badポイントはこちらです。

Badと記載しましたが、生地が高品質な故ですね。

  1. ディンプルを作るのに慣れがいる
  2. 硬すぎてネクタイを外すのに苦労する

スーツ好きの人ならネクタイを結ぶときはディンプル(くぼみ)を作りたいですよね。

ところがこのターンブル&アッサーのネクタイは厚手のシルク生地を使っており、なかなか思うようなディンプルが入りません。

はじめて着用したときは3回程試してやっとディンプルを入れることができました。

また、硬すぎてネクタイを外すのに苦労します。

硬い上に生地表面がまったくすべらないんです。

いくら丈夫なネクタイであってもあまり強く引っ張っては痛めてしまうので、ゆっくり丁寧に結び目をほどく必要があります。

イタリアらしい滑らかな生地のネクタイが好みの方には合わないかもしれません。

Goodポイント

ターンブルアンドアッサーGoodポイント

一方、このネクタイの魅力は以下です。

  1. スーツとの相性抜群
  2. 1日着用しても結目が乱れない
  3. 勝負どきに着用し自分に自信を与えられる

やはり英国的スーツとの相性は抜群です。

ジャケパンというより、クラシックなスリーピースやダブルスーツと合わせたいですね。

広めのラペルや剣先長めのシャツ、ビルドアップショルダーなどクラシックな英国的意匠とばっちり合います。

また、Badポイントの裏返しですがこのネクタイは一度結べばがっちり固定され、1日着用しても結び目が乱れることはありません。

ネクタイを結び直すのって場所やタイミングを選ぶので結構面倒ですよね。

ターンブル&アッサーであればその心配は不要です。

私はこのネクタイは日常使いではなく、何かしらの勝負どきに着用しています。

  • 王室御用達
  • ジェームズボンドが愛用
  • 100年以上の歴史
  • ネクタイ自身の重厚感

着用することで自信を与えてくれる、まさに名品です。

まとめ

まとめ:英国王室御用達「ターンブル&アッサー」のネクタイ【2年着用の感想】

今回はターンブル&アッサーのネクタイを手に入れて2年着用した感想をまとめました。

英国的スーツやシャツに非常によく合い、着用するとつい背筋が伸びるネクタイです。

国内では大手百貨店やセレクトショップに並んでいるので、ぜひ一度手にとって重厚感を感じてみてください。